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感想


「鏡の中のぼく」という設定ですが、どんどん自分に置き換えて考えていける本でした。問いかけなど、おそらく、そのときどきで、感じることが違うと思うので、再度、子どもが寝た後で落ち着いて読みたいです。(0歳のママ)


どうして僕が鏡の中の世界に行ったんだろう・・と思って読んだんですが、最後ページで納得しました。ママ次第というのが、ひしひし感じて、我が子をそっちの世界(鏡の中)に行かせないように育てなくちゃいけないなと感じました。このママも自分自身、育児にすごく悶々としているママなんだな、マザーズコーチングを受ける前の自分みたいだなと感じました。(3歳のママ)


30歳近い娘がいますが、この本と同じようなことを言います。
小さいときは、子どもは自分自身を好きとか嫌いとかあまり意識しないで大きくなったときに、ある時、自分が自分のことをどれくらい受け入れているか、を気づくらしく、そのことについて傷ついたり納得できなかったりしています。娘が今まさに、どれだけ自分を受け入れて、やりたいことができるか、などを悩んでいるので、大きくなっても、視点の種類を提案できるのではないかと思い、この本にびっくりしました。私自身も育児にすごく悩んできたので、私自身も、ときどき、向こう(鏡の中、孤独な方)に行っているなと感じました。良く言えば、気持ちを共有しようとしている、悪く言えば、子離れしていない自分自身のようにも感じました。
(成人したお子さんがいらっしゃるお母様)


最初に読んだとき、「ぼくのこと嫌いなんでしょ」というセリフに泣きそうになってしまいました。自分で自分を傷つける言葉を自分も言ってしまっているのかなと思いました。


ママが子どもにきつい言葉をかけてしまっていたから、子どもが鏡の中の自分に傷つけるような言葉を言ってしまって、子どもも、自分(お母さん自身)も迷子になり、鏡の中に探しに行ったのかなと思いました。(2児のママ)


自分の今の境遇と重ね合わせてしまいました。私自身、小さい子どもがいるのに、子どものことでなく、自分のことばかりを考えていました。本当に今、自分自身が大切な友達は誰なのか、と考えたり、いろんなところに意識が行き、世界に入り込み、ふわふわとした感じでした。


セリフの中でグサッときたのは「友達ってそうやって作るもんじゃないでしょ」で、親子の関係でもそうだし、「そうやって」をどうとるかが自分の課題だと思いました。子ども視線で私は読んでいたんですけど、子どもはやっぱりママに見ていて欲しい、子どもはママが見てくれているという安心感が欲しいから、そういう問いかけをして欲しいだけであって、ママは私にとってはこの絵本では登場していなくて、自分でも気づいていない鏡の中の僕が、ママに見て欲しいなあと思っている、と捉えました。(2児のママ)


私は小さい時から鏡の中の自分に話しかけることがあり、友達にうまく言いたいことを言えなかったときや、今でもいい顔をして話せていたかな、とか、鏡に向かって話すことがよくあります。だから、最初の方から絵本の世界に入り込みました。両親にも自分の気持ちもうまく言えずにいたので、鏡の中になりたい自分を映していたんですが、それを思い出しました。

 

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